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安藤忠雄展

先日、ギャラリー間で行われている安藤忠雄展に行ってきました。


あの「住吉の長屋」が原寸大で展示してある・・
との噂を聞き、
是非行ってみようと思い、
フらーっと千代田線を乗り過ごし、
乃木坂まで足をのばしました。

ギャラ間に到着して展示室に入ると
展示企画担当のH田さんがいらっしゃった。
昔自分が勤めていた事務所の展覧会のときに
色々と世話になりました。
軽く挨拶して、世間話を少々。
今回は、工事現場のようで、模型の設置は大変でした・・とのこと。
なるほど、ご苦労お察しします。

しかし、たった1ヶ月程度の短い期間の展覧会でも
それを一から企画して、準備して、設営して・・というのは
本当に大変な作業ですよ。

模型を作ったり
展示用のパネルを作成したり、
室内のレイアウト、
本の出版・・・

本当にたくさんあります。
事務所では、メインの展覧会担当ではなかったので
僕自身、その苦労を直には感じてはいませんでしたが、
見ていれば容易に想像できます。


まぁ、それはさておき、
実際の安藤展。

確かに住吉長屋がそのまま設営してありました・・・。
さすがにコンクリートのテクスチャの表現までは、
されてなかったですが、
合板のパネルでなんとなく、表してありましたねぇ。
あの建物のスケール感が、この展示では重要なことでしょうから
これだけで、十分わかります。

思えば、この家は、極シンプルな構成ですよね。
全体を三分割して、中央をコートにして・・・
そんなこの建物が、建築学会賞ですからねぇ。
一瞬なんで?と思いたくもなりますが、
でも、あの当時のインパクトからすれば
当然だったのでしょう。。
今おなじことをしたところで
だからどうした・・?と言われてお終いの建物になってしまうけど
あの時に、これを出した・・ということがすごいこと。。。


展示を見て思うのですが、
やっぱり彼がまだ若い頃の設計が
個人的には好きです。
六甲の集合住宅にしても
一期二期がやっぱり良くて、
三期くらいから、なんだか公共団地っぽくなってきたりして
(しらなかったけど四期が建設中なのね、)
教会シリーズも良いしねぇ、80年代の色んな住宅も格好良い。

だけど、最近はほとんど海外の大きなプロジェクトがメインで、
そういう色んな計画案をみると、
やっぱりあまり魅力を感じないんですよねぇ。
ちょっと、間延びした感じがしてしまう。

国内の仕事で、そこまで大きくない規模の建築だから
彼独特な、ああいう幾何学を意識した平面構成が生きてきて、
全体的に気持ち良い空間になるのかもしれないなぁ・・と。
そんでもって、二次曲面・三次曲面なんかを使い出してしまったら、
一気に安藤建築ではなくなってしまう感じがします。


まぁ、あくまでも個人的な好き・嫌いの話ですけど・・・。


安藤忠雄は「安藤忠雄」で、変わらず走り続けていることは
誰も文句が言えない事実ですからねぇ。




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